きっかけは孫のかんざしを作りたいとの思いから習ったつまみ細工♪
昔から興味はあったものの、つまみ細工のことや作家さんのことなど検索したり
骨董市で見たりするうちに興味がいっそう募り、
先日、高田の馬場にある『つまみかんざし博物館』を訪ねました。
少しでも多くの人につまみかんざしの事を知ってもらおうと、かんざし職人である石田氏が
平成5年に自宅兼工房にオープンさせたミニ博物館
玄関のガラスケースには丹念につくられた華やかな美しいかんざしが展示され
いつまでも眺めていたくなりました♪
そして初代石田竹次氏の戦前の貴重なつまみ画も飾られていました。
江戸時代から続くつまみかんざしは日本人の持つ美意識から生まれ、
四季折々の草花や生き物、季節行事などがかんざしという小さな世界に表現されています♪
博物館を訪ねた翌日というタイミングで、平成3年に自費出版され完売となっている
『つまみかんざし三代』という本を手に入れる事が出来たのはとてもラッキーでした♪
三代に渡って脈々と受け継がれる技と世の中の変遷を生き抜いてきた職人の
心意気と昭和史が綴られ、美しい写真は秋山庄太郎氏が撮影されています。
つまみ簪、前挿し、花櫛による歳時記を観てはため息♪
大切な一冊となりました。